瑞物(読み)ズイブツ

デジタル大辞泉 「瑞物」の意味・読み・例文・類語

ずい‐ぶつ【×瑞物】

陰陽道おんようどうなどで、めでたいしるしとなるもの。麒麟きりん鳳凰ほうおう瑞雲の類。

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精選版 日本国語大辞典 「瑞物」の意味・読み・例文・類語

ずい‐ぶつ【瑞物】

  1. 〘 名詞 〙 陰陽道などで、吉祥のしるしとなるもの。麒麟鳳凰の類。
    1. [初出の実例]「太子謂左右曰。禍始于此。夫人魚者瑞物也。今無飛免人魚者。是為国禍」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. [その他の文献]〔北史‐李徳林伝〕

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普及版 字通 「瑞物」の読み・字形・画数・意味

【瑞物】ずいぶつ

瑞祥の物。

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