瑞花院(読み)ずいげいん

日本歴史地名大系 「瑞花院」の解説

瑞花院
ずいげいん

[現在地名]橿原市飯高町小字西垣内

子部こべ神社東隣に所在。祐禅山吉楽きちらく寺と号し、浄土宗。本尊阿弥陀如来。創建年代不詳。嘉吉年間(一四四一―四四)在原祐禅により再興飯高ひだか御堂みどうと俗称。本堂(国指定重要文化財)は桁行五間・梁間五間、寄棟造・本瓦葺で、嘉吉三年の上棟札および鳥衾瓦に嘉吉元年の篦書(刻銘)があり、形式手法からも室町中期の建立とされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android