瑠璃堂(読み)るりどう

日本歴史地名大系 「瑠璃堂」の解説

瑠璃堂
るりどう

[現在地名]大津市坂本本町

釈迦しやか堂よりくろ谷へ下る途中にあり、西塔北谷の中心堂宇。「山門堂舎由緒記」によれば、かつて古仙の霊崛があり、そこに最澄自作の薬師如来を安置したのが始まりという。元慶年中(八七七―八八五)本尊が光を放ち京の都を照耀したので陽成天皇が驚き怪しみ光を尋ねさせたところ、当地に至ったので放光ほうこう院の号を与えたという所伝もある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む