化学辞典 第2版 「環化重合」の解説
環化重合
カンカジュウゴウ
cyclopolymerization
主鎖に環状構造を形成しながら進行する付加重合.分子内分子間重合,あるいは成環重合ともよぶ.代表的例としては,非共役ジビニル化合物の重合があげられるが,そのほか,-C≡CH,-CH=O,-N=C=O基などをα,ω位に有する化合物も環化重合を起こす.重合は図のように進行するものと考えられる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報