生コンクリート(読み)ナマコンクリート(その他表記)ready-mixed concrete

デジタル大辞泉 「生コンクリート」の意味・読み・例文・類語

なま‐コンクリート【生コンクリート】

コンクリート工場からミキサー車などで工事現場に運ばれる、固まっていないコンクリート。生コン

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精選版 日本国語大辞典 「生コンクリート」の意味・読み・例文・類語

なま‐コンクリート【生コンクリート】

  1. 〘 名詞 〙 ( コンクリートは[英語] concrete ) コンクリート材料が練りまぜられてから、固まるまでのもの。生コン。〔共立建築辞典(1959)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生コンクリート」の意味・わかりやすい解説

生コンクリート
なまコンクリート
ready-mixed concrete

レディミクストコンクリートのことで,生コン,レミコンなどと略称される。セメントに砂,砂利,水を混ぜて練ったもので,まだ固まっていないコンクリート。建設作業の合理化のため,(1) 固定ミキサー中で練り混ぜを完了し,トラックミキサーでかき混ぜながら建設現場まで運搬するもの,(2) 固定ミキサー中である程度練り混ぜ,トラックミキサー中で練り混ぜを完了するもの,(3) トラックミキサー中だけで練り混ぜを完了するものの3種類がある。普通は現場でコンクリートをつくるものよりも品質は均一であるが,交通の混雑で到着時間が遅れたり,気温が高くて輸送中にコンクリート温度が著しく上昇した場合などは,品質が変化することもある。 1949年に東京に最初の工場ができて以来,急速に普及した。

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