最新 地学事典 「生態群集」の解説
せいたいぐんしゅう
生態群集
community ,biocoenose
ある生活圏で生活しているすべての生物個体群をいう。単に群集とも。生物間には一定の相互関係・量的関係・構造・機能がある。また,日および季節の周期的変化や環境の変化に伴う遷移がある。相互関係は定義に含まれない。植物のみの場合は植物群落と呼ぶ。生態群集の変化に関連して,それはアソシエーションに区分され,卓越種(個体数が50%以上)・特徴種(25%以上)・同伴種(10%以上)によって識別される。化石の場合,ある特定の地層中の生物個体群全体を化石群集として扱うが,それらが同一の生体群集に属していたかどうかはわからない。
執筆者:亀井 節夫・上田 哲郎
参照項目:遺骸群集
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

