生水村(読み)しようずむら

日本歴史地名大系 「生水村」の解説

生水村
しようずむら

[現在地名]山中町生水町

小杉こすぎ村の東にあり、大聖寺だいしようじ川上流右岸に集落を形成するが、大部分山地である。「延喜式」神名帳に江沼郡出水イツミノ神社」がみえ、この社と関連があるとする説もある(加賀志徴)正保郷帳によると高七一石余、田方一町五反余・畑方三町八反余、物成高二〇石余。「江沼志稿」によると高九七石余、山役一七匁、家数一五・人数七〇、馬四。鎮守は天満社(現生水神社)、特産品として竹籠をあげる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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