生物多様性国家戦略(読み)せいぶつたようせいこっかせんりゃく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生物多様性国家戦略」の意味・わかりやすい解説

生物多様性国家戦略
せいぶつたようせいこっかせんりゃく

生物多様性保全および持続可能な利用に関する基本的計画。1992年の環境と開発に関する国連会議地球サミット)で成立した生物多様性条約をうけて,1995年に最初の計画が策定された。その後,たびたび見直しが行なわれ,2012年に閣議決定された「生物多様性国家戦略2012-2020」には 2010年の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で採択された愛知目標達成に向けた日本の計画が示されており,今後の目標指標,具体的な施策などが盛り込まれた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android