生物衛星(読み)せいぶつえいせい(その他表記)biological satellite; BIOS

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生物衛星」の意味・わかりやすい解説

生物衛星
せいぶつえいせい
biological satellite; BIOS

バイオス無重量状態や,宇宙空間での放射線が,生物に与える影響を調べるために,カプセル内に動植物を入れ,アメリカ航空宇宙局が打上げた衛星。 1966年 12月にバイオス1号を,カプセルにショウジョウバエ細菌コムギ雑草などを入れて,ケープケネディ基地から打上げたが回収に失敗。2号は 67年9月に打上げ,12日後に回収。3号はアカゲザルを乗せて 69年6月打上げたが,サルの容態が悪化したので予定を早めて7月に回収したが,サルはまもなく死んだ。死因は長時間の無重量状態の影響と発表された。

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