生生世世(読み)ショウジョウセゼ

デジタル大辞泉 「生生世世」の意味・読み・例文・類語

しょうじょう‐せぜ〔シヤウジヤウ‐〕【生生世世】

《「しょうじょうせせ」とも》生まれ変わり死に変わって経る多くの世。未来永劫みらいえいごう
「―国主大名などに再びとは生まれまじきぞ」〈菊池寛忠直卿行状記

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精選版 日本国語大辞典 「生生世世」の意味・読み・例文・類語

しょうじょう‐せぜシャウジャウ‥【生生世世】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょうじょうせせ」とも ) 仏語。生まれかわり死にかわりして経る多くの世。永遠。永劫(えいごう)
    1. [初出の実例]「慇懃受持是法華経。為衆広説令仏道。以此功徳生生世世得無量諸仏」(出典法華義疏(7C前)四・常不軽)
    2. 「生々世々の御厚恩」(出典:歌舞伎・けいせい花絵合(1773)口明)
    3. [その他の文献]〔南史‐王敬則伝〕

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四字熟語を知る辞典 「生生世世」の解説

生生世世

生まれかわり死にかわりして経る多くの世。永遠。

[使用例] それがしが縄目をゆるいてたまわった御恩は、生々世々忘却つかまつるまじい[芥川龍之介*きりしとほろ上人伝|1919]

[解説] 仏教語。古くは「しょうじょうせせ」ともいいました。

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