産業材料(読み)さんぎょうざいりょう(その他表記)industrial material

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「産業材料」の意味・わかりやすい解説

産業材料
さんぎょうざいりょう
industrial material

産業で使用,消費する天然資源,中間生産物の総称。天然資源として重要なものは石油石炭天然ガス木材皮革,ゴム,綿花羊毛鉄鉱石,非鉄金属鉱石,動・植物油脂,砂利,骨材など。中間生産物として粗鋼アルミニウム軽合金,銅・亜鉛・鉛製品,半導体プラスチック,化学製品,合成繊維,合成ゴム,セメント,ガラス,塗料薬品,紙製品など。これらを大別して天然系,金属系,化学系,土石系の各産業材料に区分することも行われている。産業材料は材料革命が進展する一方では単一の材料だけではなく2種以上の複合材料化する傾向をたどっている。

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