デジタル大辞泉
「粗鋼」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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そ‐こう‥カウ【粗鋼】
- 〘 名詞 〙 圧延、鍛造(たんぞう)などの加工を受けていない、製鋼炉で製造されたままの鋼。
- [初出の実例]「銑鉄と粗鋼の生産量の激増は」(出典:現代経済を考える(1973)〈伊東光晴〉III )
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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粗鋼
そこう
crude steel
精錬を終え、凝固させうる溶鋼。普通鋼、特殊鋼の造塊、連続鋳造用の鋼および鋳鍛鋼用の鋼の総称。科学的に明確な定義はなく、したがって科学的な呼称ではない。鉄鋼生産高の統計、比較、あるいは各種原料、副原料、耐火物、燃料などの原単位算出の基準や経済評価の基準に用いる。世界の粗鋼生産高は2000年には約8.5億トンであったが、その後、中国、インドをはじめとする新興工業国の需要の急拡大、生産設備の増強により、生産量も急拡大し、2021年には19.5億トンになっている。
[井口泰孝]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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粗鋼
そこう
blister steel
製鋼炉で製造されるすべての鋼をいい,圧延用鋼塊,鍛造用鋼塊,鋳鋼を含めたものの総称。鉄鋼の生産高を示すバロメーターとして世界各国で使われている統計用語である。なお,1990年の主要国の粗鋼生産量は7億 7000万tで,ソ連1億 5393万t,アメリカ 8866万t,中国 6724万t。日本の粗鋼生産量は1億 1171万tで,用途別では圧延用1億 1027万t (98%) ,鍛造用 65万 4000t (0.58%) ,鋳鋼用 78万 6000t (0.7%) となっている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の粗鋼の言及
【鉄鋼業】より
…展性や延性があるので圧延・鍛造が容易であり,鋳物にすることも可能である。近代鉄鋼業の生産工程は,高炉(溶鉱炉)による銑鉄生産,[転炉]または[平炉]による粗鋼生産および各種圧延機械による普通圧延鋼材の3工程を基本としている。3工程を同一工場内において連続作業する企業を銑鋼一貫経営(銑鋼一貫メーカー)という。…
※「粗鋼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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