産育(読み)さんいく

精選版 日本国語大辞典 「産育」の意味・読み・例文・類語

さん‐いく【産育】

〘名〙 産み育てること。養育すること。また、作物が生育すること。
地蔵菩薩霊験記(16C後)六「是皆父母産育(サンイク)の恩により成長是の如し」 〔列子天瑞

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普及版 字通 「産育」の読み・字形・画数・意味

【産育】さんいく(ゐく)

生み育てる力。〔列子、天瑞〕吾(われ)は天地の時利、雲雨滂潤、山澤のを盜む。以て吾が禾(くわ)を生み、吾が稼を殖し、吾が垣をき、吾が舍をつ。陸に禽獸を盜み、水に魚鼈(ぎよべつ)を盜む。盜に非ざる無きなり。

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