田の実(読み)タノム

デジタル大辞泉 「田の実」の意味・読み・例文・類語

た‐の‐む【田の実】

《「たのみ」の音変化》
田の1」に同じ。
田のの祝い」の略。また、その祝いの贈答品。
陰暦8月1日の異称

た‐の‐み【田の実】

稲の実。和歌では多く「頼み」に掛けて用いる。たのむ。
「のちまきの遅れて生ふる苗なれどあだにはならぬ―とぞ聞く」〈古今物名
租税
「この秋の―を、おさめ果つるをまちて」〈読・弓張月拾遺

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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