田出宇賀神社(読み)たでうがじんじや

日本歴史地名大系 「田出宇賀神社」の解説

田出宇賀神社
たでうがじんじや

[現在地名]田島町田島

阿賀川右岸の河岸段丘上端の字宮本(みやのもと)に鎮座する。旧郷社。祭神は須佐男命・宇迦御魂命・天照大神・和久産霊命。宇迦御魂命は田圃のなかから誕生した当地の産土神とされる。長沼宗政が居館の鎮守として勧請、のち田島町北に移転。さらに長沼秀政のとき大神宮(伊勢宮)境内地である現在地に移転し、社領一〇石を寄せられたという(正保二年「田島町差出帳」田島町史)。神職は室井氏(新編会津風土記)。社蔵の二体の御正体に、長元二年(一〇二九)九月吉日の年紀と「尾張国住人佐瀬宮内少輔平正勝敬白」、康永三年(一三四四)四月一一日の年紀と「和泉国近木荘住人禅尼妙覚」の書付がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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