田原下村(読み)たわらしもむら

日本歴史地名大系 「田原下村」の解説

田原下村
たわらしもむら

[現在地名]和気町田原下

吉井川の右岸に開けた平地にある。吉井川を挟み東は和気村、北は田原上村、南ははら村。康永元年(一三四二)の「備前一宮社法」に「たわら」とみえる。寛永備前国絵図には田原村とみえる。正保郷帳には下田原村とあり高四四〇石余。元禄郷帳には田原下村と記される。「備陽記」によると田畑四八町余、家数一〇九・人数六九七、高瀬船一五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android