田舎立つ(読み)イナカダツ

デジタル大辞泉 「田舎立つ」の意味・読み・例文・類語

いなか‐だ・つ〔ゐなか‐〕【田舎立つ】

[動タ四]いかにも田舎という感じがする。田舎めいている。
「―・ちたる所に住むものども」〈二五
[類語]牧歌的パストラルローカル田舎めく田舎びるひなびる草深い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「田舎立つ」の意味・読み・例文・類語

いなか‐だ・つゐなか‥【田舎立】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 ( 「だつ」は接尾語 ) いかにも田舎という感じがする。田舎風である。
    1. [初出の実例]「ゐなかだちたる所に住むものどもなどみなあつまりきて」(出典:枕草子(10C終)二五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android