草深い(読み)クサブカイ

デジタル大辞泉 「草深い」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「草深い」の意味・読み・例文・類語

くさ‐ぶか・い【草深】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]くさぶか・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「くさふかい」とも )
  2. 草がふかくおい茂っている。
    1. [初出の実例]「くさふかき山路をわけてとふ人をあはれと思へどあとふりにけり」(出典:多武峰少将物語(10C中))
  3. 都会から遠く離れた田舎の辺鄙(へんぴ)なさまをいう。ひなびている。
    1. [初出の実例]「それがしはくさふかきをんごくのものなるが」(出典:説経節・説経苅萱(1631)上)

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