田辺首名(読み)たなべの おびとな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田辺首名」の解説

田辺首名 たなべの-おびとな

?-? 飛鳥(あすか)-奈良時代官吏,学者
渡来系氏族の出身文武(もんむ)天皇4年(700),刑部(おさかべ)親王もと大宝律令撰定(せんてい)にあたった功で特別手当を支給されたという。位は進大弐(しんだいに)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「田辺首名」の解説

田辺首名

生年生没年不詳
7世紀末の官人,学者。渡来系氏族の出身。官歴その他は明らかでないが,大宝律令の制定に参画し,文武4(700)年,その功により褒賞された。位は進大弐。遅くとも天平10(738)年には死去

(東野治之)

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