由の奉幣(読み)よしのほうへい

精選版 日本国語大辞典 「由の奉幣」の意味・読み・例文・類語

よし【由】 の 奉幣(ほうへい)

  1. 天皇即位の時、奉幣使を立てて大嘗祭を行なう由を神々に告げること。一一月上旬の日を選び、陣座の儀と神祇官の儀が行なわれた。もと伊勢神宮だけであったが、のちには石清水八幡宮賀茂神社の二社を加えて三社に奉幣した。
    1. [初出の実例]「同十六日、よしのほうべいにて、神祇官に行幸なる」(出典:竹むきが記(1349)上)

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