デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「由美原泉」の解説 由美原泉 ゆみ-げんせん 1689-1772 江戸時代中期の儒者。元禄(げんろく)2年生まれ。貝原益軒に入門し,筑前(ちくぜん)福岡藩につかえる。のち江戸で荻生徂徠(おぎゅう-そらい),山県周南らにまなぶ。延享2年金沢藩にまねかれ,4代にわたる藩主の侍講をつとめた。明和9年10月30日死去。84歳。筑前出身。本姓は稲留(いなとめ)(稲富(いなどみ)とも)。名は希賢(まれかた)。字(あざな)は子善,好道。通称は弥二郎。著作に「詩語格」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例