甲科(読み)コウカ

デジタル大辞泉 「甲科」の意味・読み・例文・類語

こう‐か〔カフクワ〕【甲科】

科挙制度で、試験問題の最も難しい科。代には進士試験を称した。甲第。

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精選版 日本国語大辞典 「甲科」の意味・読み・例文・類語

こう‐かカフクヮ【甲科】

  1. 〘 名詞 〙 中国での官吏登用試験である科挙に合格した者の成績第一等級。乙科の上。のち進士の科をいう。甲第。
    1. [初出の実例]「甲科偶登、未青衿之在一レ我」(出典本朝文粋(1060頃)九・餞飛州刺史赴任詩序〈大江以言〉)
    2. [その他の文献]〔漢書‐儒林伝序〕

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普及版 字通 「甲科」の読み・字形・画数・意味

【甲科】こうか(かふくわ)

漢代の試験科目。〔漢書、儒林伝序〕の時、王を秉(と)る。~ごとに甲科四十人を課して中と爲し、乙科二十人を太子舍人と爲し、科四十人を學掌故に補すと云ふ。

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