町川神社(読み)まちがわじんじや

日本歴史地名大系 「町川神社」の解説

町川神社
まちがわじんじや

[現在地名]奈義町上町川 御所野

勝北しようぼく町・勝央しようおう町境に近い御所野ごしよの鎮座。大己貴命を祭神とする。旧村社。江戸時代は日吉山王社といい、御所宮とも称していたが、明治六年(一八七三)現社名に改称。現在の本殿はそのとき再建したもの。文禄二年(一五九三)の御所宮由来(東作誌)によると、御所宮とは元弘二年(一三三二)隠岐島に流された後醍醐天皇を慕って追ってきた広橋局が、当地域の豪族らに保護されながら西原にしばら藤尾ふじお山で皇子を産み、のち御所を築いたことに由来するという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む