デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「畑井蟠竜」の解説 畑井蟠竜 はたい-ばんりゅう 1799-1850 江戸時代後期の儒者。寛政11年6月生まれ。生地陸奥(むつ)小湊(こみなと)(青森県)の近くの野辺地(のへじ)村の野村済民(せいみん)にまなび,帰郷して私塾をひらく。天保(てんぽう)3年(1832)陸奥黒石藩経学教授所の教授。のち代官,用人をつとめた。江戸で佐藤一斎にまなんだ。嘉永(かえい)3年1月11日死去。52歳。名は常武(つねたけ)。字(あざな)は子雄。通称は多仲。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例