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畠山義信 はたけやま よしのぶ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

畠山義信 はたけやま-よしのぶ

1841-1894 明治時代の織物技術開発者。
天保(てんぽう)12年生まれ。もと紀伊(きい)和歌山藩士。明治3年紀州特産の紋羽織を改良して軍服地用の紀州綿ネルの試作に成功。廃藩後は織物専業となり,5年縞(しま)ネルを考案,販売した。なお紀州綿ネル創製者については諸説がある。明治27年死去。54歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

畠山義信

没年:明治27(1894)
生年:天保12(1841)
明治期の紀州綿ネルの創製者。通称三左衛門。紀州(和歌山)藩戍兵大隊に所属していた明治3(1870)年,小倉織に毛掻き(起毛)して兵士の被服,肌着用織物を試作した。同5年,和洋糸混織で起毛した輸入フランネル様の縞ネルを製造し,大阪順慶町の岩崎九兵衛に販売させた。以後各鎮台に採用され,平松芳次郎による染色改良などにより,紀州綿ネルは特産品に成長していった。同18年繭糸織物陶漆器共進会において,功労賞50円を授与されたが,紀州綿ネル創製者については異説もある。<参考文献>安藤精一「創成期の和歌山綿ネル業」(『経済理論』117号)

(高村直助)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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