畠神社(読み)はたけじんじや

日本歴史地名大系 「畠神社」の解説

畠神社
はたけじんじや

[現在地名]渥美町福江 宮脇

国道二五九号に沿う。創建は不詳。寛文七年(一六六七)の領主間宮氏正が寄進造営の棟札に、社名を五社八王子ごしやはちおうじと記す。文化二年(一八〇五)に時の領主戸田氏が大改築を行い、瓦に戸田氏の定紋をつけた。明治に至って五社八王子神社と改称し、同四年郷社になり、同一三年畠神社と改称した。祭神武甕槌神・経津主神・天児屋根命・姫大神・大田神・五男三女神、水速女命(この神は大正元年合祀)。境内一千坪、中門・本殿幣殿・神饌所・神楽所・拝殿・権殿・宝庫を備える(「畠神社々記」当社蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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