動物の臓器や細胞を人に移植する医療。人から人への臓器移植は臓器提供者(ドナー)が不足していることから、解決策として注目されている。人と臓器の大きさが近いブタが、提供動物の有力な候補とされる。米国では、人の体内で拒絶されないように遺伝子改変したブタを大学や企業が開発。重い心臓病患者への心臓移植や、脳死者への腎臓移植が研究の一環で実施されている。国内でも移植に使う無菌ブタの開発が進んでおり、国が安全に移植を実施するための指針改定に取り組んでいる。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
(2016-4-12)
…移植には,臓器の供与者(提供者またはドナーdonor)と受容者(もらい手またはレシピエントrecipient)がいる。両者が同じ生体,たとえば自分の皮膚を自分の他の部に移植することを〈自家移植〉,両者の遺伝子が同じ場合,たとえば一卵性双生児や純系マウス間の移植を〈同系移植〉,同じ種間の移植,たとえばヒトとヒト,イヌとイヌ間の移植を〈同種移植〉,異種間,たとえばヒトとチンパンジー間の移植を〈異種移植〉という。 自家移植と同系移植は外科手技が成功すれば,移植も成功するが,同種移植や異種移植では,移植臓器に拒絶反応が生ずる。…
※「異種移植」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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