デジタル大辞泉 「移植免疫」の意味・読み・例文・類語 いしょく‐めんえき【移植免疫】 他個体からの臓器や組織を移植された生体が、移植片に対して起こす免疫反応。→拒絶反応 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「移植免疫」の意味・読み・例文・類語 いしょく‐めんえき【移植免疫】 〘 名詞 〙 他個体からの臓器や組織を移植された生体が、移植片に対して起こす免疫反応。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「移植免疫」の意味・わかりやすい解説 移植免疫いしょくめんえきtransplantation immunity 個体間で組織や臓器を移植したときに起る免疫反応。生体がもっている,自分自身とそれ以外のもの (非自己) を識別する能力によって起き,さまざまな拒否反応のあとに,移植された組織は脱落してしまう。この反応に最も深く関係しているのは主要組織適合性複合体 major histocompatibility complexと呼ばれている蛋白質で,ヒトの場合には HLA (ヒト白血球抗原またはヒト主要組織適合性抗原) がそれにあたる。非自己の組織や臓器を移植して生着させるには,免疫反応を抑制しなければならない。 1978年にサイクロスポリンAという免疫抑制剤が使われだしてからは,組織適合性の一致しない臓器の移植成績が向上した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by