デジタル大辞泉 「疎疎しい」の意味・読み・例文・類語 うとうと‐し・い【疎疎しい】 [形][文]うとうと・し[シク]親しみや関心をもっていない。よそよそしい。「何時しか隣家の娘とは―・くなッた」〈二葉亭・浮雲〉[派生]うとうとしさ[名] 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「疎疎しい」の意味・読み・例文・類語 うとうと‐し・い【疎疎】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]うとうとし 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「うとし」の語幹「うと」を重ねたものに形容詞語尾の付いたもの ) いかにもよそよそしい。疎遠である。冷淡だ。[初出の実例]「このごろは京にものし給て、例の方々うとうとしうてものし給ふに」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)「此頃疎々(ウトウト)しくされて居た新吉に呼ばれた事でございますから、心嬉しくづかづかと出て来ました」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉九二)疎疎しいの派生語うとうとし‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙疎疎しいの派生語うとうとし‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例