疲れ果てる(読み)ツカレハテル

デジタル大辞泉 「疲れ果てる」の意味・読み・例文・類語

つかれ‐は・てる【疲れ果てる】

[動タ下一][文]つかれは・つ[タ下二]すっかり疲れてしまう。「残業続きで―・てた」
[類語]疲れるくたびれる疲れ切るだるいかったるいしんどい気骨が折れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「疲れ果てる」の意味・読み・例文・類語

つかれ‐は・てる【疲果】

  1. 〘 自動詞 タ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]つかれは・つ 〘 自動詞 タ行下二段活用 〙 すっかり体力が弱る。疲労しきる。
    1. [初出の実例]「みなつかれはてて〈略〉前後もしらずぞふしたりける」(出典:平家物語(13C前)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android