気骨が折れる(読み)キボネガオレル

デジタル大辞泉 「気骨が折れる」の意味・読み・例文・類語

気骨きぼね・れる

あれこれ気を使って精神的に疲れる。気疲れする。「新人教育は何かと―・れる」
[補説]「気骨」を「きこつ」と読むと、「信念を守りぬく強い意気」の意となる。したがって、「きこつがおれる」と読むのは誤り。
[類語]疲れるくたびれる疲れ果てる疲れ切るだるいかったるいしんどい

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精選版 日本国語大辞典 「気骨が折れる」の意味・読み・例文・類語

きぼね【気骨】 が 折(お)れる

  1. 気苦労が多い。気疲れがする。
    1. [初出の実例]「何事にもかた有やうに見せかけたいも気(キ)ぼねのをれる事」(出典浮世草子・人倫糸屑(1688)潜上者)

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