病体(読み)ビョウタイ

精選版 日本国語大辞典 「病体」の意味・読み・例文・類語

びょう‐ていビャウ‥【病体】

  1. 〘 名詞 〙
  2. びょうたい(病体)
    1. [初出の実例]「あくる年の夏髪をおろし病躰(ビャウテイ)ながら入道せし事を喜びて」(出典:妙好人伝(1842‐52)初)
  3. びょうたい(病態)
    1. [初出の実例]「ときに病体(ベウテイ)は」(出典:滑稽本浮世風呂(1809‐13)前)

びょう‐たいビャウ‥【病体】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 病気にかかっているからだ。
    1. [初出の実例]「病躰太遺恨」(出典:明月記‐治承五年(1181)四月一六日)
    2. [その他の文献]〔陸亀蒙‐江南秋懐寄華陽山人詩〕
  3. びょうたい(病態)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「病体」の読み・字形・画数・意味

【病体】びようたい

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