精選版 日本国語大辞典 「痴言」の意味・読み・例文・類語 おこ‐ごとをこ‥【痴言】 〘 名詞 〙 ふざけたことば。たわむれごと。冗談。ざれごと。しれごと。[初出の実例]「『ただかのあえものにしけむ法(のり)の師だに遠くは』とおこごとにのたまひなす」(出典:源氏物語(1001‐14頃)常夏) ち‐げん【痴言・癡言】 〘 名詞 〙 深い考えもなしに口にするいいかげんなことば。たわごと。[初出の実例]「卿復た区々の痴言(チゲン)を吐く勿れ」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例