登計原遺跡(読み)とけつぱらいせき

日本歴史地名大系 「登計原遺跡」の解説

登計原遺跡
とけつぱらいせき

[現在地名]奥多摩町氷川

奥多摩の高峰大岳おおだけ山から、北西に派生する尾根末端に形成された舌状台地にある。標高三七五メートル、多摩川河床面との比高五五メートルの山間の地。昭和四八年(一九七三)の調査で縄文時代平安時代竪穴住居跡が発見された。縄文時代の住居は二軒が重複し、前期末の十三菩提式土器を出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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