白井久保村(読み)しらいくぼむら

日本歴史地名大系 「白井久保村」の解説

白井久保村
しらいくぼむら

[現在地名]勝浦市白井久保

芳賀はが村の南に位置し、大多喜おおたき往還が通る。元禄郷帳に芳賀村枝郷の頭注つきで村名がみえ、高六八石余。天和二年(一六八二)以降の領主変遷勝浦村に同じであったとみられる。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では高八〇石余、家数二四。

文政一〇年(一八二七)の岩槻藩領村々書上帳では田二町七反余・畑四町八反余、新田高一一石余・一町七反余、酉改新田切添七反余、年貢は米二二石余・永二貫六九一文余と野手役の真木一五束、ほかに醤油役永二七文余を納入

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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