白坏村(読み)しろつきむら

日本歴史地名大系 「白坏村」の解説

白坏村
しろつきむら

[現在地名]大田市水上町白坏みなかみちようしろつき

石見銀山南方福原ふくはら村の南に位置し、南は邑智おおち祖式そじき村。貞応二年(一二二三)三月日の石見国惣田数注文に大家おおえ庄の一部として「しろつき 四丁二反三百卜」とみえる。応永二九年(一四二二)一二月二〇日の足利義持御教書(島根県史)によれば、白坏郷内上村等地頭職などが大家出雲入道光誠に安堵されている。天正一三年(一五八五)八月の小笠原長旌所領目録(同書)に白坏村二三町四反少三升とある。正保国絵図に村名がみえ、高三七四石余。元禄一〇年(一六九七)石見銀山領村々覚によると田方二八三石余・畑方九一石余、年貢高は米一二四石余・銀七三四匁余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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