白帯(読み)はくたい

精選版 日本国語大辞典 「白帯」の意味・読み・例文・類語

はく‐たい【白帯】

〘名〙
① 白いおび。〔呉均‐酬蕭新浦王洗馬詩〕
包帯。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
③ 白い帯状のすじ
禽獣(1933)〈川端康成〉「首も灰色がかって、翼に二条の白帯があり」
④ 「はくたいげ(白帯下)」の略。〔医案類語(1774)〕 〔蘭室秘蔵‐婦人門・経漏不止論・固真丸〕

しろ‐おび【白帯】

〘名〙
① 染めてない白地の帯。
浮世草子好色一代男(1682)一「風義は、ひとつきる物、つまだかに、白帯(シロオビ)こころまま引しめ」
柔道合気道、また空手道などで、段位のない者が用いる白地の帯。また、その帯をしている者。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「白帯」の意味・読み・例文・類語

はく‐たい【白帯】

白い帯。また、白い帯状のすじ。
白帯下はくたいげ」の略。

しろ‐おび【白帯】

白色の帯。
柔道・空手道などで、段位のない者が締める白色の帯。また、その人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android