白張の提灯(読み)しらはりのちょうちん

精選版 日本国語大辞典 「白張の提灯」の意味・読み・例文・類語

しらはり【白張】 の 提灯(ちょうちん)

  1. ① 油をひいてないただの白紙を張っただけで、紋などを書かない提灯。ふつう、葬礼に用いる。しらはりぢょうちん。
    1. [初出の実例]「葭簀張(よしずばり)の小屋に早桶を置き、白張の提灯、人相書を張り」(出典:歌舞伎・お染久松色読販(1813)序幕)
  2. ② ( 白張の提灯には紋がないところから、「文(もん)なし」にかけて ) 金銭を持っていないこと。
    1. [初出の実例]「幾ら上りたくっても、白張(シラハリ)の提灯(チャウチン)で、文なしでは仕様がねえ」(出典:歌舞伎・日月星享和政談(延命院)(1878)六幕)

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