白癜(読み)シロナマズ

デジタル大辞泉 「白癜」の意味・読み・例文・類語

しろ‐なまず〔‐なまづ〕【白×癜】

表皮メラノサイト減少・消失し、境界のはっきりした白斑ができる皮膚病気尋常性白斑。しらはだ。しらはたけ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白癜」の意味・読み・例文・類語

しろ‐なまず‥なまづ【白癜】

  1. 〘 名詞 〙 皮膚の病気。大小さまざまの境界のはっきりした白斑。中年の人に多いが、苦痛はない。尋常性白斑。白肌(しらはだ)。〔羅葡日辞書(1595)〕
    1. [初出の実例]「年月かくし来りし腰骨の白なまず見付て」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android