白色ポルトランドセメント(読み)ハクショクポルトランドセメント(その他表記)white Portland cement

関連語 酸化

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

白色ポルトランドセメント
はくしょくポルトランドセメント
white Portland cement

ポルトランドセメントの一種。単に白色セメントとも呼ばれる。石灰石と白色粘土を原料とし,きめが細かく,性質はポルトランドセメントと変わらない。普通,セメントの色が灰緑色になるのは重量比で3~4%含まれている酸化鉄のためで,磁石を通しこの含有量を 0.3%以下にすれば白色セメントが得られる。価格は普通ポルトランドセメントの3倍程度で,着色して用いられることが多く,主としてカラーセメント,テラッツォ,カーテンウォール,プレキャスト部材などセメント二次製品の原料とされるほか,タイル,彫刻,外装吹きつけ,ブロック建築の外装などにも使用される。

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世界大百科事典(旧版)内の白色ポルトランドセメントの言及

【セメント】より

…ダム,巨大構造物の基礎などの大塊コンクリート用として使われる。白色ポルトランドセメントwhite cementポルトランドセメントの灰緑色の原因はFe2O3とMgOのためである。通常3%程度含有されるFe2O3を,原料を選び,粉砕工程での鉄分の混入を防ぐことにより0.3%以下におさえ白色にしたセメント。…

※「白色ポルトランドセメント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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