白芷(読み)ビャクシ

デジタル大辞泉 「白芷」の意味・読み・例文・類語

びゃく‐し【白×芷】

ヨロイグサ漢名。また、その根。漢方鎮痛鎮静薬などに用いる。
ハナウドの漢名。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白芷」の意味・読み・例文・類語

びゃく‐し【白芷】

  1. 〘 名詞 〙 植物よろいぐさ(鎧草)」の漢名。また、その根を乾燥させた生薬の名。
    1. [初出の実例]「所労之由申聞、香蘇散に前胡、川芎、白芷、薄荷之与了」(出典:言継卿記‐天文一八年(1549)一〇月一三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android