白青(読み)シラアオ

精選版 日本国語大辞典 「白青」の意味・読み・例文・類語

しら‐あお‥あを【白青】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (かさね)色目の名。表裏ともうすい縹色(はなだいろ)のもの。
  3. 染め色の名。白みをおびた青。薄い青色。水色
    1. [初出の実例]「血の流出る事竹の筒より水をいだすがごとし。白青(シラアヲ)狩衣(くれなゐ)に染めなせり」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)中)

しろ‐あお‥あを【白青】

  1. 〘 名詞 〙しらあお(白青)
    1. [初出の実例]「しろあをの狩衣に黒糸威の鎧きて」(出典:松井本保元(1220頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「白青」の読み・字形・画数・意味

【白青】はくせい

群青(ぐんじよう)。

字通「白」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android