百々玉泉(読み)どど ぎょくせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「百々玉泉」の解説

百々玉泉 どど-ぎょくせん

?-1775 江戸時代中期の蒔絵(まきえ)師。
京都の人。先祖近江(おうみ)(滋賀県)彦根藩士。祖父の代からの蒔絵業をつぐ。作品の評価はたかく生活はゆたかで,生涯絹の衣服をまとってくらしたという。北村養軒に茶道をまなんだ。安永4年3月19日死去。通称は善次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android