百塚原古墳群(読み)ひやくつかばるこふんぐん

日本歴史地名大系 「百塚原古墳群」の解説

百塚原古墳群
ひやくつかばるこふんぐん

[現在地名]西都市三宅・三納

西都原さいとばる古墳群が展開する台地西方、小規模な谷地形を挟み並行して延びる丘陵上に清水きよみず西原にしばる古墳群が分布している。現在三宅みやけのうち西原地区に一七基、清水の清水地区に六基(うち前方後円墳二基)の古墳があり、昭和九年(一九三四)妻町清水つままちきよみず西原古墳の名称で県指定史跡。しかし以前は西原地区一帯から三納みのうにかけて多数の古墳が群在し(三納村古墳の名称で昭和一〇年に県の史跡に指定)、百塚原と称されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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