百塚山古墳群(読み)ひやくづかやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「百塚山古墳群」の解説

百塚山古墳群
ひやくづかやまこふんぐん

[現在地名]松江市大草町、八束郡八雲村日吉

意宇川右岸に連なる丘陵上に群在する大古墳群。小谷を間にして東側の一群を東百塚山古墳群、西側の一群を西百塚山古墳群と称し、東百塚山古墳群(五二基)と西百塚山古墳群(三二基)はそれぞれ県指定史跡。東百塚山古墳群は大草おおくさ町東百塚付近を中心として一部八雲やくも村地内にも及ぶ。資料によって六四基以上の古墳が群集したとするものや、方墳四四基・円墳八基から構成されるとするものなど数に相違がみられるが、大部分は方墳と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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