百子(読み)ひゃくし

精選版 日本国語大辞典 「百子」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐し【百子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 百人君子多くの立派な人物
    1. [初出の実例]「情来却問西京事、百子池頭五色糸」(出典:田氏家集(892頃)下・七夕池上即事)
    2. [その他の文献]〔何晏‐景福殿賦〕
  3. 諸子百家のこと。また、その書。〔韓愈‐柳子厚墓誌銘〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の百子の言及

【板】より

…現在も文廟祭享楽や大編の管絃合奏に用いる。 日本でも古くは拍板が用いられ,拍子,百子といったが,のちには(ささら)の類の編木(びんざさら)のみが発達した。沖縄の三板(さんばん∥さんば)は中国系と考えられ,日本の四つ竹(よつだけ)も竹製の拍板とみなされる。…

※「百子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android