百川学庵(読み)ももかわ がくあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「百川学庵」の解説

百川学庵 ももかわ-がくあん

1800-1849 江戸時代後期の画家
寛政12年生まれ。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)の絵師。藩儒百川玉川の次男朝川善庵儒学,谷文晁に画をまなぶ。詩文にもすぐれ,小姓格となったが,晩年蟄居(ちっきょ)を命じられた。嘉永(かえい)2年死去。50歳。名は子琢。字(あざな)は璞。通称は文平。別号に名山楼など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android