コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

百済氏 くだらうじ

世界大百科事典 第2版の解説

くだらうじ【百済氏】

古代日本における百済出身の渡来氏族。渡来時期は一定しないが,ほとんど7世紀後半の百済滅亡前後であろう。狭義の百済氏は公(君)・連姓や姓のないものなどがあり,奈良時代下級官人になるものが多い。百済王族より出る余氏や鬼室氏は奈良時代以降百済朝臣を称した。余氏系には9世紀初,官人・画家百済河成がいる。また滅亡前の舒明朝ごろ渡来した百済義慈王の子禅広(善光)は693年(持統7)百済王の姓を与えられた。百済王氏は多く東北経営の担い手として重用され,百済敬福は749年(天平勝宝1)陸奥守として東大寺盧遮那仏(るしやなぶつ)鍍金用の黄金を朝廷に献じた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

百済氏の関連キーワード百済有雄錦織部良弁諸蕃

今日のキーワード

存亡の機

引き続き存在するかここで滅びてしまうかという非常に重大な時。存亡の秋(とき)。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android