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百済敬福 くだらのけいふく

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百科事典マイペディアの解説

百済敬福【くだらのけいふく】

奈良時代の渡来(とらい)系官人。百済王(くだらのこきし)敬福ともいい,〈きょうふく〉とも読む。父は百済の義慈(ぎじ)王の曾孫(そうそん)郎虞(ろうぐ)。738年には陸奥介(むつのすけ)でのち陸奥守となり東北経営に従事した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

百済敬福 くだらの-きょうふく

698-766 奈良時代の公卿(くぎょう)。
文武天皇2年生まれ。百済良虞(ろうぐ)の3男。陸奥守(むつのかみ)在任中の天平(てんぴょう)21年東大寺大仏建立のために黄金900両を献上し,従五位上から従三位となる。のち宮内卿,外衛(がいえの)大将,刑部(ぎょうぶ)卿などを歴任。酒色をこのみ,政治の力量があったという。天平神護(てんぴょうじんご)2年6月28日死去。69歳。

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世界大百科事典 第2版の解説

くだらのけいふく【百済敬福】

698‐766(文武2‐天平神護2)
奈良時代の渡来系の官人。百済王敬福とも。百済の義慈王の子禅広は,舒明朝に母国滅亡後百済王の号を賜った。敬福はその禅広の孫郎虞の第3子。738年(天平10)に陸奥介とみえ,翌年正六位上より従五位下に昇る。743年陸奥守,746年上総守となるが,同年再び陸奥守となる。749年(天平勝宝1)大仏の鋳造が成って塗金料が不足したときに,陸奥国内小田郡より出た黄金900両を献じ,聖武天皇の寵愛を受けて従三位に昇り,翌年宮内卿となる。

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