20世紀日本人名事典 「百目鬼恭三郎」の解説
百目鬼 恭三郎
ドウメキ キョウサブロウ
昭和・平成期の文芸評論家 共立女子短期大学教授;元・朝日新聞社編集委員。
- 生年
- 大正15(1926)年2月8日
- 没年
- 平成3(1991)年3月31日
- 出生地
- 北海道小樽市
- 学歴〔年〕
- 東京大学文学部英文科〔昭和26年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 日本エッセイスト・クラブ賞〔昭和54年〕「奇談の時代」
- 経歴
- 昭和27年朝日新聞に入り、編集委員を経て、59年より評論活動に入る。この間、48年2月から50年3月まで朝日新聞紙上に連載した「作家WHO’S WHO」の辛辣な批評で知られる。また51年から58年まで「週刊文春」誌上「ブックエンドコラム」で“風”の匿名による情容赦のない書評を続け、物議をかもした。著書に「現代作家の101人」「たった一人の世論」「奇談の時代」「読書人読むべし」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報